1)基本診療料の施設基準等

明細書発行体制等加算 夜間・早朝等加算
外来感染対策向上加算 連携強化加算 発熱患者等対応加算
機能強化加算 地域包括診療加算2
情報通信機器を用いた診療に係る基準
医療DX推進体制整備加算 医療情報取得加算

2)特掲診療料の施設基準等

在宅療養支援診療所(機能強化型以外) 在宅時医学総合管理料
施設入居時等医学総合管理料 在宅がん医療総合診療料
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料 遠隔モニタリング加算
外来後発医薬品使用体制加算1

◆「明細書発行体制等加算」

領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無償で発行しております。また、公費負担医療を利用されているため、自己負担のない方についても、明細書を発行しております。明細書には、検査や処置、使用した薬剤の名称など、診療に関する情報が記載されています。また、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にお申し出ください。

◆「外来感染対策向上加算」「連携強化加算」「発熱患者等対応加算」

  • 受診歴の有無に関わらず、発熱およびその他の感染症を疑わせるような症状を呈する患者様の受入れを行っています。
  • 「時間」と「場所」をわけた診察にご協力ください。受診前には必ず電話連絡をお願いいたします。
  • 都道府県等の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施し、発熱患者の動線を分けることができる体制を有し、安全に日常診療が維持できるよう努力しています。第二種協定指定医療機関です。
  • 院内感染管理者である院長を中心に、職員の協力のもと、感染症対策を行っています。「抗微生物薬適正使用の手引き」を参考に、抗菌薬の適切な使用の推進に資する取組みを行うとともに、抗菌薬の適正使用について、連携病院又は医師会からの助言を受けています。

◆「機能強化加算」「地域包括診療加算2」「認知症地域包括診療加算2」

  • 受診時にはお薬手帳や健康診断結果をご持参ください。
  • 必要に応じて専門医や専門医療機関の受診の要否の判断、紹介を行います。
  • 健康相談、健康診断の結果の相談に応じています。
  • 保健・福祉サービスに関する相談に応じています。
  • 在宅医療等の対象の患者様には、夜間・休日の問い合わせに対応しています。
  • かかりつけ医機能を有する地域の医療機関は医療機能情報提供制度等で検索できます。
  • 在宅医療、介護保険制度の利用の相談に応じています。
  • 予防接種に係る相談に応じています。
  • 介護支援専門員及び相談支援専門員からの相談に適切に対応します。
  • 病状に応じ、28日以上の長期の投薬を行うこと又はリフィル処方箋を交付することについて、対応が可能です。

◆「情報通信機器を用いた診療」

  • 情報通信機器を用いた初診において向精神薬は処方しません。

◆「医療DX推進体制整備加算」「医療情報取得加算」

  • オンライン資格確認で取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
  • マイナ保険証利用の促進する等について、お声掛け・掲示を行っています。
  • 電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施しています。(今後導入予定)
  • オンライン資格確認を行う体制を有し、質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行います。

◆「在宅療養支援診療所」「在宅時医学総合管理料」「施設入居時等医学総合管理料」

  • 訪問診療を行っている在宅療養の患者さんに、総合的な在宅療養計画を作成し、常時対応する体制を確保しています。

◆「生活習慣病管理料」

  • 生活習慣病等に対する治療や管理を行い、厚労省が毎年実施する「外来医療等調査」に準拠したデータを正確に作成し、継続して提出しています。病状に応じ、28日以上の長期の投薬を行うこと又はリフィル処方箋を交付することについて、対応が可能です。

◆「外来後発医薬品使用体制加算」「一般名処方加算」

  • 当院は後発医薬品の使用に積極的に取り組んでおります。医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して適切な対応ができる体制を整備しています。上記の体制に関する事項並びに医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更となる可能性があること及び変更する場合には患者様に十分に説明いたします。
  • 後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行います。
    一般名処方によって、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなることを説明します。